期間
2019年7月20日(土曜日)から2019年7月28日(日曜日)まで
2019年7月20日(土曜日)
ようやく私たちが待ち焦がれていた旅立ちの日がやってきました。11時間も飛行機に乗り、フランスのパリに着きました。ずっと前から憧れていたフランス!空港からシャンティイ市に行くまで の車窓は、一面に広がる田園風景で、美しい景色でした。 ホストファミリーと合流した後、みんなで夕食を食べました。少し前に機内食を食べていたのでお腹がいっぱいでしたが、珍しい料理がたくさんあり、みんなチャレンジしていました。その後は、それぞれのホストファミリーの家に行きました。フランスは夜の10時頃まで明るいのでびっくりしました。家に帰ったのは夜遅くで、深夜2時くらいに寝ました。明日はどんな日になるのかな?
2019年7月21日(日曜日)
シャンティイ城と馬の博物館の見学をしました。お城はとても大きく美しく、感動しました。室内の装飾には金が多く使われていて、豪華で綺麗でした。中には美術館や図書館がありました。美術館に飾られている絵は有名画家の作品も多く、見応えがありました。部屋一面にたくさんの絵が 飾られていて迫力がありました。どの部屋も雰囲気が違い、見学はとても楽しかったです。お姫様になったみたいでした。図書館は古い本がたくさん並んでいて映画の世界にいるようでした。 馬の博物館や馬のショーはとても立派に見えました。馬たちはすごく可愛かったです。 良い天気で青空が広がり、とても楽しく素晴らしい1日になりました。
2019年7月22日(月曜日)
シャンティイ市の副市長に挨拶に行きました。緊張しましたが、優しくしてくださり、安心してお話を聞くことができました。そしてフランスでの最後の食事をして、バスで約4時間かけてベルギーに行きました。 ベルギーに着き、ホストファミリーと夕食を食べました。庭のグリルで焼いたウインナーにサラダやトマト、チーズ、ジャガイモを食べました。ジャガイモを丸ごと1個食べることが無かったので、出てきたときはびっくりしました。庭で食べると、蜂が来て少しパニックになりましたが、ホストファミリーが日本についての質問やベルギーの文化などたくさんお話ししてくれてとても楽しい夕食になりました。
2019年7月23日(火曜日)
とても暑い日だったので、昼食にそうめんを作りました。するとホストマザーが、「こんなに簡単に作れて、冷たくておいしい食べ物があるなんて、日本はすごいね。日本のお母さんは料理が簡単になっていいね」と、すごくほめてくれました。そうめんを食べた後、ブリュッセルに向かいました。 ブリュッセルでは、ベルギー発祥のチョコレート屋に行ったり、Quickと言うファーストフード店で夕食を食べたり、小便小僧を見に行ったりしました。チョコレート屋には、キャンディーも売っていました。小便小僧は、思ったより小さかったです。ホストマザーが、「みんな、実物を見るまでは、大きい像だと思っているよ」と言っていました。
2019年7月24日(水曜日)
派遣生とホストファミリーでTシャツとマカロンを作りに行きました。 Tシャツはたくさんのデザインの中から自分の好きなものを選び、自分に合ったサイズを選んで 作りました。首の部分がVになっているものと、Uになっているものがあり、私はUの方にしました。出来上がったTシャツは、それぞれみんなの個性が出ていてとても可愛かったです。 昼食はQuickで食べました。どのハンバーガーも、日本のものよりひと回り大きく、食べても食べても減りませんでした。 午後は、みんなでマカロンを作りに行きました。日本では、マカロンの中にクリームのようなものが入っていますが、ベルギーでは中にトロトロのソースが入っていて、とても印象的でした。
2019年7月25日(木曜日)
午前中に、シャルルロア市の観光をしました。いろんなところを散策し、楽しかったです。一番印象に残ったものは、大きな教会です。教会の中はとても静かでひんやりとしていて、まるで別世界に迷い込んだようでした。天井がとても高く、エコーがかかっているかのように話し声が響いていました。荘厳な雰囲気が印象的でした。 午後はガラス作りの見学をしました。初めにガラス作品を見た後、実際にガラスでビーズのようなものを作るところを見ました。その後、ガラスのコップに花柄の模様を削りました。ドリルがガラスの上ではよく滑るので、とても難しかったです。 夜は、みんなでマドレーヌのお祭りに行きました。射的をしたり、アトラクションに乗ったりしました。最後は花火を見ました。何発も打ち上がり、とても迫力がありました。
2019年7月26日(金曜日)
午前中に壁に絵を描きました。プロの人に下書きとデザインを考えてもらって、”HIMEJI” と大 きく書きました。みんなで頑張って描いたので、すごく達成感がありました。周りにはドクロやいろいろなインパクトがある絵が描かれていました。 午後からはフリータイムだったので、ホストファーザーにお願いして、他の派遣生と昼食を食べました。そのあと買い物に行き、H&Mに寄りました。ベルギーではH&Mのことをフランス語読みで ”アッシュエム” と言うそうです。 朝のアクティビティーで靴が汚れたけど、とても楽しい1日になりました。
2019年7月27日(土曜日)
午前中に、ホストファミリーが1時間近くかけ、大きなショッピングセンターへ連れて行ってく れました。これまで時間があまり無くて買えていなかったお土産を買うことができました。この時点でホストシスターとかなり仲良くなっていたので、2人だけでショッピングをしました。チョコレートを買いたいと言ったら、レオニダスというベルギーの中でも有名なチョコレート屋に連れて行ってくれました。姫路にはないお店なので、お土産にぴったりでした。 午後7時頃から、フェアウェルパーティーに行きました。次の日にはもうお別れだったので、最後の思い出を作るために、思う存分楽しむことができました。パーティーは12時過ぎまで5時間以上あったのですが、とても短く感じました。 ベルギーの最後の日は最高でした。
2019年7月28日(日曜日)【1】
前日の夜、飛行機でよく寝られるように徹夜して荷造りをしました。 朝、ホストファミリーにフランス語で書いたお礼の手紙と折り紙を渡すと、とても喜んでくれたので書いて良かったと思いました。バスに乗る時には、私もホストシスターも泣くのを我慢するのに必死でしたが、私が ‟See you again!”と言うと、とても喜んでくれて、とても嬉しかったです。バスの中ではずっと涙が止まりませんでした。絶対にまた会いに行くと約束をしたので、今度はもっとフランス語を勉強して会いに行きたいと思います。
2019年7月28日(日曜日)【2】
いよいよホストファミリーとお別れです。ホスト ファミリーには感謝の気持ちでいっぱいです。思いつく限りの感謝の気持ちを伝え、空港行きのバスに乗りました。途中で休憩のためにサービスエリアに寄ったので、ワッフルやマグネットを買いました。 行きの飛行機はみんな席がバラバラでしたが、帰 りは他の派遣生と隣同士で嬉しかったです。飛行機の中ではフランスとベルギーのさまざまな経験を思い出したり、他の派遣生と思い出話をしたりしました。フランスとベルギーにできた家族に会うために、また行きたいと思いました。