姫路市文化国際交流財団 国際交流担当

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2024年12月24日 更新

2024年韓国・昌原市派遣レポート

令和6年度の青少年交流事業として、2024年7月23日(火曜日)から7月29日(月曜日)まで、姫路市の中学生7名を親善大使として韓国・昌原市へ派遣しました。

2024年7月23日

バスターミナルに集合し、大きなスーツケースを持って、ドキドキ半分、いろんな気持ちを抱えながら、姫路を出発しました。
韓国へは、エアープサンに乗っていきました。到着するとすぐにいろんな手続きをして入国、そこからバスで市役所へ。着くとすぐに対面式が始まりました。そして私が緊張していた姫路を紹介する発表の時間が来ました。練習で指摘されたことにも意識し、発表は大成功でした。発表の後、ホストファミリーが、イイネの手をしてくれたので、とても嬉しかったです。
ホストシスターの家に着くと、部屋にはHello Karinaと言う文字の風船で飾り付けがされていました。私のために、こんなに準備をしてくれたと思うと、とても嬉しい気持ちになり、一気に安心しました。

歓迎の風船の前でポーズするふたりの女の子

2024年7月24日

午前中は、昌原市の伝統的な家屋「昌原の家」と昌原歴史民俗館に行きました。
昌原の家では少し離れたところから矢を投げ、壺に入れる「投壺」という韓国の昔遊びをしました。実際に触ったり遊んでみたりすることが多かったので、学びながら楽しむことができました。
昌原歴史民俗館では、ガイドさんの説明を聞きながら韓国の伝統的な家具や農具、衣装などを見ることができ、韓国の伝統的な暮らしについて学ぶことができました。
午後は、韓服体験館で韓服を着ました。韓服はたくさんの数があり、その中から自分で選ぶので楽しかったです。韓服を着たまま街を歩きました。ホストシスターと韓国のプリクラを撮りに行ったり、買い物をしたり楽しい時間を過ごすことができました。

2024年7月25日

ロボットランドという遊園地に行きました。ホストシスターだけではなく他の韓国の生徒とも交流ができました。ロボットランドにはたくさんのアトラクションがあり、一日を通して遊ぶことができました。私はジェットコースターのような絶叫系が苦手でしたが、ウォータースライダーのような私にも楽しめるあまり怖くないアトラクションもありました。それでも怖そうなときは、「怖そうだからやめておきたい」と言うと、ホストシスターが「違うのにしよう!」と言ってくれたり、一緒に乗れそうなものを探してくれたりしました。できること、できないことをはっきり言った方がいいということを学びました。
まだ梅雨明けをしていなかったので日本よりも涼しかったです。とても楽しく活動できました。

2024年7月26日

午前中は、昌原ヒノキ治癒の森に行きました。とても自然がいっぱいで、日本では見たことのない虫や花がたくさんいました。施設で集中力を高める「活力スプレー」というものを作りました。スプレーを作る際、オイルを入れるたびに香りが変化していくところが面白かったです。
林道歩きでは、昌原とヒノキの歴史について教えていただきました。最後に足湯をしました。ヒノキや緑茶の香りを感じ、心も体もリラックスすることができました。
お昼は、参鶏湯を食べました。初めて食べる料理で食べ方に少し苦戦しましたがおいしかったです。

午後は、スタジオでNew Jeansの「Supernatural」という曲を踊りました。ホストシスターと2人組でダンスをし、絆が深まりました。とても難しかったけど、みんなと一緒に踊ることができてとても楽しかったです。

2024年7月27日

朝からホストシスターと家の近くにあるスーパーにキンパを作るための材料を買いに行きました。韓国のスーパーは日本のスーパーより商品棚が高く、通路の間隔が狭かったです。スーパーでは、海苔、ハム、卵、キュウリ、たくあん、ゴボウを買いました。私はキンパを作るのが初めてで、ホストシスターもホストマザーがいないときにキンパを作るのは初めてなので、2人とも不安でしたが、思っていたよりも簡単で上手にできたなと思いました。自分たちで作ったキンパは、すごくおいしかったです。
午後はホストシスターの友だちが遊びに来てくれ、3人で一緒に家でカラオケをしました。
夜はホストファミリーに大きなデパートに連れて行ってもらいました。

2024年7月28日

ホストシスター達と一緒に遊びに行きました。
午前中は、釜山にある海雲台という海へ行きました。日本のビーチより綺麗に思いました。この日は暑かったのですが、波は美しく、風も気持ちよく感じられました。
午後は、西面という場所へ行きました。そこでは、日本でも流行っている、エレベーターで撮るプリクラを撮ることができました。サーティーワンアイスでは、とても店内が広く色遣いが鮮やかでした。また、アイスの種類が100種類あると聞き、ビックリしました。
夜ご飯は、タッカルビを食べました。鶏肉の上にカルボナーラがのっていました。少し辛味もあり、とてもおいしかったです。

2024年7月29日

1日目は寂しくて日本の家族に会いたいと思っていましたが、ホストシスターと過ごしていくうちにとても楽しくなっていき、もっと一緒に過ごしたいという気持ちになりました。
空港に行くまでのバスでは、私が韓国に行って一番感動した野球のダンスを一緒に踊りました。ホストシスターも私もとても笑顔で楽しかったですが、空港に近づくにつれ、ホストシスターと私は「まだ帰らないで、私はとても悲しい」と言い合っていました。
お別れのときは、ハグをして、「12月にまた会おうね」と伝えました。
日本に帰る飛行機ではホストシスターが買ってくれたネックピローをしながら1週間の思い出にひたりました。