夏休み中に、姉妹都市がある4か国の5都市と6日間にわたってオンライン交流会を実施しました。
生徒たちは忙しかったと思いますが、交流相手とだけでなく参加者同士の絆も生まれ、思い出に残る夏休みになったようです。
期間
2023年7月23日(日曜日)から8月22日(火曜日)まで
2023年7月23日(日曜日)ベルギー・シャルルロア市
交流相手は、青少年派遣事業で長年にわたり姫路市の中学生をホストファミリーとして受け入れてくださっている方々や日本に興味のある市民の方々です。
生徒たちは、姫路市や姫路城の歴史、名所や食べ物などを紹介しました。
グループワークでは、日本のアニメや、飼っているペットなどについてお互いに質問し合いました。
2023年8月7日(月曜日)中国・太原市
太原市外国語学校の生徒との交流です。
日本語学習を始めて4年目とのことでしたが、中には日本語が大変流ちょうな生徒もおり、驚きました。
姫路の生徒にとっては、シャルルロア市に続き2回目であり、日本語での交流ということもあり、リラックスして臨むことができました。
お互いの市についてパワーポイントを使って紹介した後、少人数に別れてお互いに質問し合いました。
中でも盛り上がったのは、アニメについてです。好きなキャラクターが同じで、一気に親近感がわいたようです。
2023年8月9日(水曜日)オーストラリア・アデレード市(1)
アデレードボタニック高校で日本語の授業を選択している生徒25名と2日間にわたって交流しました。
1日目は、クイズ大会とスクールツアーをしました。
クイズ大会では、チームに分かれて日本や姫路、オーストラリアに関する4択クイズに挑戦しました。
お互いの町について知る良い機会になりました。
スクールツアーでは、少人数のグループに別れてボタニック高校を撮影しながら説明してもらいました。
明るく広く、設備の充実している学校の様子に、姫路市生徒はうらやましいと感じたようです。
すれ違う生徒や先生に手を振ったりあいさつをしたりして、楽しい学校見学になりました。
2023年8月11日(金曜日・祝日)オーストラリア・アデレード市(2)
2日目は、お互いの町を紹介するプレゼンを発表した後、3つのグループに分かれてボタニック高校生の日本文化調査に回答しました。
通学手段や通学にかかる時間など、意外な発見があったようです。
午後からは、5つのグループに分かれてフリートークを楽しみました。
家族の話や将来の夢などをお互いに質問しました。
一定時間ごとにグループを入れ替えて、たくさんの友達と話すことができました。
最後のアクティビティーでは、折り鶴を一緒に折って平和について話し合いました。
姫路の生徒よりも折り鶴を折るのが上手なボタニック高校生もいて、余った時間でコアラの折り方を教えてもらったグループもありました。
2023年8月16日(水曜日)オーストラリア・パース市
パースにあるカーティン大学の日本語クラブと交流しました。
パースのある西オーストラリア州は兵庫県の姉妹州です。
はじめに「Two truths and one lie」というアクティビティーをしました。
自分に関する本当のこと2つと嘘1つを発表して、どれが嘘かを他の参加者が当てるゲームです。
その後は、お互いの町についてプレゼンテーションを発表しました。
パースの近くにはピンク色の湖があるそうです!
発表の後には、「千姫は何歳の時に結婚したの?」とか「一番好きなスイーツは?」などの質問が飛び出しました。
パースとアデレードは同じオーストラリアにありますが、気候や時差が違うことや高校生と大学生の違いも感じることができて、姫路市の中高生にとって大変有意義な交流になりました。
2023年8月22日(火曜日)ブラジル・クリチーバ市
交流相手は、日本の大学で学んでいるブラジル出身の留学生のみなさんです。
ブラジルのみなさんは、ブラジルやクリチーバの名所や食べ物、移民祭りなどについて紹介してくれました。
その後、クリチーバチームと姫路チームでお互いに問題を出し合うクイズ大会を実施しました。
中には「姫路城の高さはカピバラ何頭分?」という面白い問題もありました。
姫路の生徒も間違えてしまう姫路の問題もあって、自分の町のことを改めて発見する機会にもなりました。