期間
2023年7月22日(土曜日)から2023年8月7日(月曜日)まで
※8月6日と7日は帰国日のため、レポートなし
2023年7月22日(土曜日)
今日は待ちに待った出発日でした!
関空からサンフランシスコまでの約10時間、そこでの待ち時間約5時間とサンフランシスコからフェニックスまでの約2時間、合わせて、17時間ほどの空の旅でしたが、楽しみすぎて飛行機の中では全く寝られませんでした。
フェニックスに着くとホストファミリーが温かく迎えてくれました。
車に乗るために駐車場に出ると、まるでサウナのような熱波が襲ってきました。
日本とは違って湿気がなかったのですが、とても暑かったです。
そこで食べた初めての食事はアメリカの料理…ではなく、タコスでした。
2023年7月23日(日曜日)
朝から教会に行きました。
9時から会が始まり、歌を聴いたり、神父の言葉を聞いたりしました。日本の仏教とは全く違っていました。
また、教会にはステンドグラスがあり、とても美しかったです。
そして、ムーン・バレーカフェでブランチを食べました。
私はウインナーとサンドイッチ、ハッシュドポテトを食べました。
1人分の量の多さ、そのおいしさにはとても驚かされました。
その後は、ホストシスター、またもう1組のプログラム参加者とショッピングモールに行きました。
ほかの参加者と合流し、一緒に買い物をしました。
英語を使って話すことにまだ戸惑いがあり、あまり話せなかったのですが、みんなで色んな店を回って商品を見て、良い時間を過ごすことができました。
2023年7月24日(月曜日)
今日はYAEPプログラムで市役所を表敬訪問しました。
市庁舎に入る時に空港でするようなセキュリティーチェックがあり、少し驚きました。
銃社会でセキュリティーが厳しいのかなと思います。
副市長にお会いして、お話もしました。
とてもフレンドリーな方で話しやすかったです。
プログラム参加者で集まって小さなパーティーをし、焼きそばやケーキなどの食べ物が出されました。
その中にConchasというメロンパンに似たメキシコの菓子パンがあり、食べてみました。
味は似ていましたが日本のメロンパンよりも少し甘い気がしました。
美味しかったです!
2023年7月25日(火曜日)
今日はフェニックスにあるテレビ局の見学に行きました。
そこでプログラム参加者2名が実際にテレビ番組に出演し、質問に受け答えしていました。
ほかの参加者も出演し、手を振りました。
働いている人みんなが協力して、楽しそうに番組を制作していて、スタジオの雰囲気は、とても良いものでした。
午後はプログラムに参加している女子全員でシンデレラ・アフェアという店に行って、プロムで着るドレス、バッグ、靴などを無料で手に入れることができました。
プロムとは高校卒業を目前にした生徒のために行われるアメリカ独自の文化です。
その店では、高校生は無料で手に入れることができるそうです。
みんなそれぞれ自分に合ったものを見つけられて満足そうでした。
2023年7月26日(水曜日)
今日はHurricane Harborというプールで遊びました。
最初に3人乗りのチューブに乗ってスライダーを滑りました。
チューブに乗るタイプのスライダーは初めてでしたが、とてもエキサイティングで楽しかったです。
そのあとは一度に6人乗れてレースができるソリに乗るタイプのスライダーに乗りました。
結果は4位でしたが楽しかったです。
スピードに乗るために文字通り飛び乗っていたので日本ではおそらく見られない光景が見られて面白かったです。
そのあとはYAEP参加者の家でFIFA女子ワールドカップのアメリカ対オランダ戦を見ました。
ホストファミリー宅では家に入る時に靴を脱いでいますが、その家では一切脱がなかったので、家によっても違いがあると知り、驚きました。
2023年7月27日(木曜日)
ホストシスターのシナイの学校に行きました。
先生方や事務員の方がとても温かく迎えてくれました。
アメリカでは、先生が教室を持っていて生徒が移動するそうです。
また、休み時間にはスマホを触ってもよいなど、そこまで校則が厳しくないことに驚きました。
そして午後はプロムがありました。
家で1時間かけて着替え、パーティーバスに乗って、まず夕食を食べに行きました。
バスの中では大音量で音楽がかかっていて全力で歌い、踊り、楽しい時間を過ごしました。
会場に着くと、ダンスがメインになり、最初は少し慣れなくて小さくなっていたけれど、みんなを見ているうちに自然と歌を口ずさんだり、踊ったりするようになっていました。
2023年7月28日(金曜日)
他の国のYAEP参加者は7月初旬からフェニックスでのYAEPプログラムに参加していて、日本と韓国のYAEP参加者以外は7/30にフェニックスを去ります。
そのため、お別れ会が開かれました。
最初に、各家庭から持って来たいろいろな国の郷土料理を食べて満腹になり、その後にタレントショーがありました。
僕たちは2人でソーラン節を踊りました。
紹介の時に僕が「一緒に踊ろう!」と言うと、ほとんど全員立ち上がって踊ってくれました。
さすがノリがいいなと思いました。
その後は、Tシャツにみんなでサインをしました。
みんな個性的で面白い絵をTシャツ以外にも腕や足にタトゥーのようにたくさん描き合いました。
本当に楽しかったと同時に、仲良くなったみんなと別れるのが寂しかったです。
2023年7月29日(土曜日)
今日はアメリカのプログラムメンバーの家に行って皆で話をしたり、カラオケで一緒に歌ったりしました。
その後、他のメンバーの車に乗せてもらい、野球場に行きました。
日本よりも球場が大きくて、みんなが声を出したりして盛り上げるという場面があり、日本の野球との違いが明確に出ていました。
スターウォーズとコラボということで地元チームダイアモンドバックスの選手がキャラクターのコスプレをして会場を盛り上げていました。
結果はダイアモンドバックスが勝ちました。
地元チームということもあってか、盛り上がりがすごかったです。
帰ると、近所の人がパーティーを開いていたので、お邪魔させてもらって、メキシコ料理をいただきました。
オレンジ色のライスがとてもおいしかったです。
2023年7月30日(日曜日)
YAEP参加者がお別れパーティを開いてくれました。
ここではいろいろな国のお菓子が持ち寄られました。
中でも特に気に入ったのがフランスからの派遣生が持ってきてくれたチーズでした。
元々チーズを単体で食べるのはあまり好きではありませんでしたが、食べてみると日本で食べるチーズとは味が違っていて美味しかったです。
終わる時間が近くなってくると、名残惜しすぎてお別れの言葉を交わした後も話していました。
僕もほぼ1週間だけの付き合いでしたがとても仲良くなり、いざ別れる時になると今までで一番寂しい気持ちになりました。
また同窓会みたいなものができるといいと思います。
2023年7月31日(月曜日)
朝早く起きて3時間車に乗りフラッグスタッフという地区に行きました。
そして、綺麗な景色を眺めながら、グランドキャニオンへ。
今まで見たことのないような壮大な自然に圧倒されました。
そして景色を楽しんだ後、ホストファミリーが借りている家に行きました。
その家はとても広くて卓球台やバスケットボールのゲームをしたりして遊びました。
またミニオンズの映画やアメリカのバラエティー番組を見たりして、リラックスした一日を過ごしました。
2023年8月1日(火曜日)
昨日から泊まっているフラッグスタッフの家からセドナへ旅行に行きました。
道中、赤色のゴツゴツした岩が見えてきました。
日本では多分見られないだろうと思い、とても興奮しました。
数億から数万年に渡る歳月をかけてゆっくりと堆積した花崗岩の細かな砂の中に存在する鉄分が、海中の水と反応し酸化鉄として、その花崗岩の表面にとても薄いフィルム状の膜を作り、この酸化鉄が赤く発色するそうです。
地球の長い歴史を見ているようで感動しました。
ダウンタウンでは、家族や部活動のメンバーへのお土産をたくさん買ってから昨日泊まった家へ戻りました。
2023年8月2日(水曜日)
朝からフラッグスタッフにあるロープコースに行きました。
アスレチックのコースのようなもので、だんだん高くなっていき最後には足も動かないくらい怖かったです。
しかし、日本で自分から進んでアスレチックコースに行く機会がないので、良い経験になりました。
その後、フェニックスに帰る前にセドナに行き、赤い岩や峡谷を近くまで見に行きました。
丘には教会が立っていて、とても神秘的で感銘を受けました。
家に帰ってからは、ホストシスターのいとこたちに会いに行きました。
とても人懐っこくて一緒にお菓子を食べました。
最後にいとこの一人がブレスレットをくれたことが嬉しかったです。
2023年8月3日(木曜日)
午後、家から15分ほどの所にあるリゾートホテルに行きました。
そこのプールのスライダーで滑ったり、バレーボールをしたり流れるプールでゆっくりしたりしました。
アメリカのプールではほとんどの人がゴーグルをつけずに裸眼で泳いでいました。
僕も面倒臭かったのでゴーグルなしでずっと泳いでいましたが、全然水中が見えませんでした。
なぜアメリカの人たちはゴーグルをしないのだろうと思いました。
夜はジェンガやゲームなどをして遊びました。
ジェンガで伏見稲荷の千本鳥居を再現しようとしたり、意味不明な建物を作ったりしてみんなで笑い合って楽しかったです。
2023年8月4日(金曜日)
日本親善庭園「鷺鳳園」に行きました。
遠く離れたアメリカでも日本の庭園として成り立っているのがすごいなと思いました。
その後、ネイティブアメリカンの美術や歴史を紹介するハードミュージアムというところに行きました。
ネイティブアメリカンが独自の文化を構築し、生活していたこと、白人に迫害されたり、同じ生活を強要されたり、悲しい歴史があることも学びました。
そしてその夜はご近所さんがお別れパーティーを開いてくれました。
メキシコの絵が施されたプレゼントをもらってとても嬉しかったです。
またメキシコ料理を食べた後はみんなでピニャータ(中にお菓子を入れたくす玉のようなもの)を叩いてお菓子をもらいました。
2023年8月5日(土曜日)
今日は、ホストシスターの友達の学校の駐車場をペイントする日だったので、僕も手伝いました。
朝6時くらいから始めたので最初は涼しかったですが陽が上がってくるにつれてとても暑くなってきました。
ほかのみんなもキャラクターを描いていたり面白いものがあったりして日本もこんなことができたら楽しいのにと思いました。
夜はホストファミリーの友人の家でお別れパーティーをしました。
ハンバーガーを作って食べたりプールで競争したりしました。
その家のプールはどんどん深くなっていくタイプのプールで、潜ったりするのが楽しかったです。